クラブ活動を頑張る小中学生から、社会人、年配の方まで、ケガをした方に寄り添い、信頼関係を大切にしながら施術を行います。

練習や試合を続けながら早期回復を
当院では、患部の状態を見極め、プレースタイルや癖などを細かく把握した後、できる限り練習や試合を続けてもらいながら施術を進めていきます。手技療法を中心に、冷却・温熱療法、電気療法、運動療法など、一人ひとりにより良い施術を行います。

スポーツ外傷への特別な想い
施術者である院長は、水泳・サッカー・拳法・柔道とさまざまなスポーツの経験者。サッカーでケガをして苦しんだ時期、整骨院の先生に治るまで診てもらえたことが当院開業の動機のひとつで、スポーツ外傷に対して特別な思いをもって取り組んでいます。
スポーツ外傷とは
スポーツ外傷とは、一度の衝撃によって生じる急性のケガのことで、痛みや腫れが症状として現れます。
スポーツ外傷には次のものがあります。

捻挫
靭帯損傷とも呼ばれ、スポーツでは足関節の捻挫が一般的で、指の捻挫は突き指ともいいます。軽くみられがちですが、重症化しやすいので、無理して生活を続けることなく、早めに来院してください。

肉離れ
過度の刺激が加わることで、筋肉が無理に引き伸ばされ、小さな繊維が切れてしまう、筋肉の損傷です。復帰を急ぎすぎると、再受傷の危険があります。

打撲
筋肉や脂肪など軟部組織のうちみです。
重要なものだと、骨と同じような組織ができてしまう骨化性筋炎となることもありますので、注意が必要です。

脱臼
関節の部分で起こる、骨の正常位置からの乱れです。プレー中には、肩、ひじ、指などの脱臼が多くみられます。誤った応急処置をすると、神経を挟んでしまい、麻痺を起こす可能性があります。

骨折
正常な骨に強い外力が加わって生じたり、同一部位に小さな外力が繰り返しかかることで生じます。
安静に治療しないと、治りが数か月も伸び、復帰が困難になることもあります。

スポーツ傷害にみられる炎症症状
炎症症状とは、生体の損傷破壊された細胞や組織に対する修復防御反応のことです。
次の5つの徴候がみられます。
・腫脹 (腫れる) ・疼痛 (痛い) ・熱感(熱をもつ) ・発赤(赤くなる)
・機能障害(動かなくなる)

応急処置
炎症症状には、次のようなRICE処置が有効です。
・Rest(安静にする) ・Icing(冷やす) ・Compression(圧迫する)
・Elevation(心臓より高くする)
急性期(ケガから24~72時間)にこのような処置を行うことで、ケガの早期回復を助けます。